藤原緋沙子著「白い霧」
<あらすじ>
次期藩主の座をめぐる政争が幕府に露見し、安芸津藩はお取り潰しとなった。江戸藩邸詰めの片桐弦一郎は、浪人となり、神田の裏長屋で暮らしている。突然の改易でこの世の無常、悲哀を知った弦一郎は、傭われ用人として、苦しい内情ながらも体面だけは重んじる武家屋敷の建て直しを図る。―市井の人人の縺れた事件を人情味豊かに始末する、傑作新シリーズ。
cocoさんに勧められて中古で購入、読み出したが何か読んだ事があるような気がする。調べてみたら昨年の9月にすでに読んでいた。どんだけアルツなの?って感じ。しかもこの先はどうだったっけ?なんてまったく憶えてないもんだからまたまた全部読みました(^^;。自分でも「これは面白い!」なんて感想までしっかり書いてるのにね。いかに読み終わった本の整理が出来てないかを思い知りました。
そうそう、面白かったんだ。だから早速2巻を買ってきました。