大鐘稔彦著「孤高のメス」外科医当麻鉄彦(2)
<あらすじ>
当麻の評判は日ごとに高まった。そんな時、近江大の実川助教授から二歳の幼児の「肝臓移植」を手伝って欲しいと頼まれる。一か八か、残された方法はそれだけだった。快諾する当麻だが、抜け駆けは許さんとする他の外科医の妬み、手術の失敗を恐れる大学病院の保守的な壁にぶつかってしまう。風前の灯となった生命を前に当麻達の苦闘が始まる。
何だかすごく面白くて、あっという間に読んでしまった。どこがどうとは言えないが、先が気になって仕方がない。止まらずに明け方まで読み続けた。早く次巻を読みたいが、明日は買いに行けそうにない。残念。