茅田砂胡著「オディールの騎士」
<あらすじ>
どこにでもいるただの人だ(と、本人たちは固く信じている)が目立つことこの上ない二人に、にぎやかで一方的で危ないお誘いが続々とかかる。どうやら、この惑星のカジノ王の一人娘オディールが関係しているらしいのだが…。
やっぱり宇宙空間でのスリルとスピード感はものすごい。文句なく面白い。黄門様的などと言う向きもあるが、このパターンはこれで十分いいのではないかと思う。宇宙船での闘いは何にも替えがたい魅力があるので、怪獣夫婦とダイアンは欠かせない。茅田砂胡の本はいつも大事に読もうと思うのだが、あまりの面白さに一日と持たない。今度はどれくらい待たされるのかなぁ。。