上橋菜穂子著 「獣の奏者」王獣編
<あらすじ>
カザルム学舎で獣ノ医術を学び始めたエリンは、傷ついた王獣の子リランに出会う。決して人に馴れない、また馴らしてはいけない聖なる獣・王獣と心を通わせあう術を見いだしてしまったエリンは、やがて王国の命運を左右する戦いに巻き込まれていく―。新たなる時代を刻む、日本ファンタジー界の金字塔。
「守り人」シリーズに負けず劣らず、ものすごく面白かった。独特の世界観を作り出して、その中で人々が生き生きと動いているのがとても自然な感じ。面白すぎて本を離せずあっという間に読んでしまったが、あっという間に駆け抜けた感が否めなかった。しかし続編をの声が多く、3巻・4巻と出したらしい。まだ文庫化はされていないが楽しみで仕方がない。
私の中では茅田砂胡に次いで2番目に大好きな・面白い作家さんとなった。